奈良ゆかりの映画

雄呂血/おろちOrochi

雄呂血/おろち
日本 / 1925年 / ビデオ / 74分 / 無声映画 / マキノ・プロダクション配給
あらすじ
奈良・東大寺近くで85年前に撮影され、当時一世を風靡した阪東妻三郎主演の無声映画の最高傑作。
阪妻プロダクション製作の「雄呂血(おろち)」は1925(大正14)年、東大寺戒壇院の土塀に囲まれた境内と奈良町で撮影された、現代でも誉れ高い名画。大正末期の日本の不安定な社会情勢を背景に、不遇な社会的弱者が最後に爆発するニヒリズムの色合いが濃い内容である。なんといってもラストの乱闘シーンは、権力に対する怒りと抵抗を、スピードと悲壮感あふれる斬新な立ち回りで表現し、当時の大衆の大きな共感を得た。
スタッフ

〈総指揮〉牧野省三
〈監督〉二川文太郎
〈原作・脚本〉寿々喜多呂九平
〈撮影〉石野誠三

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鑑真大和尚

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監督:蕭 毅君(ロジャー・シャオ)

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