奈良県葛城市に藏を構え、来年で120周年(創業明治26年)を迎えられる、『梅乃宿』。
“少量高品質”を第一に大和の地酒造りに勤しまれています。
奈良に留まらず、日本全国から全世界で愛される『梅乃宿』のお酒。
『なら国際映画祭2010』では大切なゲストをおもてなしさせていただくお酒をご提供いただきました。
海外のゲストからは、大吟醸はもちろんのこと、“微発泡酒”月うさぎが大人気!でした。
今年はNARAtive Kidsが葛城市の白鳳中学で現在まさに制作中!
なら国際映画祭を通して『梅乃宿』のある葛城市の魅力を発信します。
『梅乃宿』の平岡勇貴さんにお話を伺いました。
日本酒の消費量が国内で減っていく中「このままでは酒造として生き残ることができない」という危機感からの方向転換、昭和50年代、四代目である現社長から独自の「梅乃宿ブランド」を築いてきました。
ブランド作りに際して目指したのは“少量高品質”。それまでの下請け時代から大幅に製造量を下げ、味や品質にこだわった酒造りを進めました。
『梅乃宿』の酒は、日本酒に多い辛口ではなく、芳醇で丸みのある旨口の酒。日本酒離れの著しい20,30代の若い方々にも飲んでいただけるようにと工夫したのです。
奈良県は日本酒発祥の地。未来を見据え、これからの世代にも伝えてゆけるお酒造りをしています。
いい意味で奈良を引っ張って行ける、そんな企業を目指したいと思います。
なら国際映画祭への想い
日本酒と映画、業種は全く違いますが“これからの奈良を活性化させていきたい”という同じ想いと視点を持つもの同士、協力しあっていきたいです。
今年の映画祭で上映されるNARAtive作品「祈-Inori」は十津川村が舞台であるということ。昨年の台風12号による水害の、大きな被害を受けた土地。奈良の人間として、被害の記憶が生々しく残るこの土地の風景が、映像化されることには期待があります。
奈良は、豊かな歴史と文化を持つ土地。知られていない部分もまだまだ多く、もったいないと感じています。そんなところに注目して、映像作り・選びをしていただければ、と思います。
色々な人を繋ぎ、奈良の伝統文化を日本全国・全世界へアピール!を是非ともお願いいたします。
〒639-2102奈良県葛城市東室27
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定休日/日・祝日 ・土曜日(7~8月のみ)
交通アクセス/電車:近鉄南大阪線 新庄駅 下車徒歩約10分