3.11 A Sense of Home Films

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これは、2011年3月11日に発生した東日本大震災に寄せて、世界中のさまざまな作家(総勢21名)が紡ぐ、3分11秒の短編映像プロジェクトです。

仙台の短編映画祭が、3月11日の震災により開催が危惧される中、自分たちに何かできないだろうかと考え、映画祭と関わりのある監督たちに3分11秒の映像を作ってもらうことを発案。

映画作家である河瀨直美がその依頼を受けたところから、なら国際映画祭は『3.11 A Sense of Home Films』という独自の案を立案し、日本時間2011年5月18日の第64回カンヌ国際映画祭にて公式発表。

大震災によって、多くの方々が「家/house」だけではなく、「家・ふるさと/home」を失われました。
今あらためて、“家族とは” “ふるさととは”“祖国とは” というものを、世界中の人と共に考えてみたい。
地球を彼らの表現が手を結び、育んでいる、というイメージのセンス・オブ・ホームを、この時代、ここに刻んでいきます。

2012年3月5日、3.11 A Sense of Home Filmsの興行収益金1,000,000円を、宮城県気仙沼市にて環境教育・森づくり・自然環境保全の分野で活動をされている「特定非営利活動法人 森は海の恋人」様に贈呈いたしました。(詳細はこちら


『3.11 A Sense of Home Films』参加監督

 

  • ビクトル・エリセ/Victor Erice:スペイン
  • 河瀨直美:日本
  • アピチャッポン・ウィーラセタクン/Apichatpong Weerasethakul:タイ
  • ジャ・ジャンク/Jia Zhangke(賈樟柯):中国
  • 桃井かおり:日本
  • レスリー・キー/Leslie Kee: シンガポール
  • イサキ・ラクエスタ/Isaki Lacuesta:スペイン
  • ポン・ジュノ/Bong Joon Ho:韓国
  • チャオ・イエ/Zhao Ye (趙曄):中国
  • 山﨑都世子:日本
  • ペドロ・ゴンザレス・ルビオ/Pedro Gonzalez Rubio:メキシコ
  • アリエル・ロッター/Ariel Rotter:アルゼンチン
  • ナジブ・ラザク/Naguib Razak:マレーシア
  • ウィスット・ポンニミット(通称:タム君)/Wisut Ponnimit:タイ
  • ソー・ヨン・キム/So Yong Kim:韓国/アメリカ
  • ジョナス・メカス/Jonas Mekas:リトアニア
  • カトリーヌ・カドゥ/Catherine Cadou:フランス
  • スティーブン・セブリング/Steven Sebring:アメリカ
  • 西中拓史:日本
  • 百々俊二:日本
  • 想田和弘:日本

以下写真は、現地時間5月17日に行われたカンヌでの記者会見より。
昨年のなら国際映画祭チーフプログラマーのルチアーノ・バリソネ氏も飛び入り参加されました。

『3.11 A Sense of Home Films』 これまでの上映会場/今後の上映予定

当作品は、これまでにたくさんの映画祭および上映会にて上映されてまいりました。今後も、国内外での上映が決定しています。
(以下一覧)
上映をご希望の方は、当映画祭事務局までお問い合わせください。

 

 


 

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