"ならシネマテーク"井筒和幸監督ご来場いただきました!!

第一回を迎えた"ならシネマテーク"。

今月の上映作品は仁義なき戦い

その2日目の13日には、『仁義なき戦い』研究家と自称される、奈良県出身映画監督の井筒和幸監督にスペシャルゲストとしてご来場いただきました!!

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『タマはまだ残っとるがよお』という菅原文太氏の名セリフで登場した井筒和幸監督。

『仁義なき戦い』について、

誰でも一歩間違えればこの世界。
誘惑の多い、青春、社会とは。
親、兄弟、人間関係、生き残るためには...

これまでの任侠映画とは違いとてつもない衝撃を受けられたそうです。

公開当時の道頓堀東映劇場での劇場の様子もそれはリアルにお話しいただきました。

深夜12時のオールナイト上映でも満席で当時入れ替え制などではなく、喫煙も可。スポーツ新聞や競馬新聞などが散らばる中、お客様の7割は業界人、2割は曾根崎のホステスさんとう、まさに『仁義なき戦い』の方々がスクリーンから飛び出して来たかのような、血気盛んな人々が埋め尽くす客席。

舞台挨拶に深作欣二監督が登場した時は、

シーンと静まり返った後に一気に拍手が起こり、

「この映画を作ってくれたのは、こ恐ろしいフィルムに手をつけたのは、この人か!!!」

「ありがとうございます!!!」

という想いが込められた歓声が上がり、異様な盛り上がりに、蜜柑をスクリーンに投げつける人もいたとか(笑)

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映画について...

映画館は自由区。人間を開放出来る場。映画を観るときは至福のとき。

特にフィルムで観る映画は本物。今のデジタル上映とは映像の質に歴然の違いがある。

世界にフィルムがある限りフィルムを使う。

ならシネマテークに関しては、フィルムで大きなスクリーンで作品を見れることが何よりすばらしい!

というお言葉をいただきました!

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あと、奈良の三条通りを通行止めにして、大掛かりな映画の撮影をしてもいい!

とのこと、是非実現してほしいです!!!

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その他にも書ききれないほどの面白い話、毒舌、奈良で過ごした学生時代の話に会場は盛り上がりました。

井筒監督、どうもありがとうございました!!

最後に、スタッフと集合写真撮らせていただきました!

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