経緯

第60回カンヌ国際映画祭(2007年)てグランプリを受賞した、奈良在住の映画作家 河瀬直美は、ふるさと奈良にこだわった作品を撮り続け、まさに映画を通じて奈良を世界にアピールしてきました。カンヌを始め、世界40カ国以上の国際映画祭から招待を受けるなど、彼女に対する国際的な評価は、奈良の誇りでもあります。

そして、世界で開催されている映画祭の魅力や意義を実感した河瀬が、ふるさとを文化で活気づけようと、なら国際映画祭の開催を提唱し、それに賛同する地域の有志たちがNPO法人なら国際映画祭実行委員会を設立。地元を中心とする企業の支援と公的助成金、そして1口1万円からの個人の寄付などで運営資金を捻出し、なら国際映画祭2010の開催が実現しました。

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