プログラムにもありますように、なら国際映画祭には
・1300人が歩くレッドカーペット ← 歩きたい方はココをクリック!
・NARAtive(ナラティブ)プロジェクト
・新人コンペ
という、大きく3つの柱があります。
今日はその中のひとつ、
NARAtive(ナラティブ)プロジェクトのことをご紹介します。
なら国際映画祭は、映画を集めてくるだけではなく、
なんと、新しい映画の製作も行なっています!
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地域活性化・人材育成を目的に
奈良県下をロケ地にした映画を製作
NARAtiveプロジェクト
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「日本人のふるさと・奈良を、世界へ — 世界から奈良へ」
今後の活躍が期待される若手の映画監督が、地域の人と協力して奈良を舞台に映画を製作。
そのクオリティを、世界の第一線で活躍する映画スタッフが支えます。
地域を巻き込んでの映画製作は、数々のハードルを含みながらも、その地域が映画のひとコマに収まることで、住民の地域への愛着はさらに増し、映画の制作に少なからず協力頂くことで、他所から来た若い映画スタッフとの活発なコミュニケーションも生まれ、まちが元気になります。
そして、その地から生まれた映画が国内外へ飛び出すことでその地域の素晴らしさ、奈良の素晴らしさを世界の人々に訴えかけることができます。
新人コンペのグランプリ受賞者に、次回のNARAtiveプロジェクトの映画製作権が授与されますので、なら国際映画祭が行われるたびに、奈良発の新しい映画監督と、新しい奈良の映画が生み出されて行きます。
このプロジェクトは奈良を世界へ発信し続け、
この魅力的な日本のふるさと奈良に、世界の人々を誘致します。
《 新聞にも掲載されました! 》
「光男の栗」地域へ溶け込み、撮影快調 中国人監督に住民協力 橿原/奈良
2010年1月6日(水)付 毎日新聞 朝刊 奈良版
「奈良を世界に発信」
2010年2月2日(火)付 朝日新聞 朝刊 奈良版
日中若手監督県内ロケ
2010年2月15日(月)付 読売新聞 朝刊 奈良版
( 前の日記 河瀬直美さんと私 )
今回の撮影方法として、
『俳優さんたちに情報を伝えず に撮影する』
という手法が用いられ、初めての経験に少し戸惑いました。
ドキュメンタリー風に自然な行動や表情を撮影する、という方法は
何度か使用した事があるのですが、
全編を通して完全に情報を与えないで映画に導いていく
という事は初めてで、
俳優さんの行動や感性によって展開も左右していく撮影方法は
ドキュメンタリーそのものでした。
(つづく)
私は河瀬さんの母校でもあ るビジュアルアーツ専門学校 大阪の卒業生で、
(つづく)
(前の日記 はじめまして )
2009年、盛夏。
「NARAtiveであなたの企画が選ばれました!」
はじめまして、『びおん』の監督をしました、
山崎 都世子(やまさき とよこ)と申します。
今は、編集の真最中で、
素材の映像を見ていると色々な事が甦り…
泣いて、笑って、怒って、喜んで、
本当に沢山の方々にご協力して頂いた事などを
思い返しながら編集をしております!
皆さんの想いを感謝の気持ちでしっかりと受けとめ、
良い作品に仕上がるよう全力を尽くします。(次回へつづく)
《プロフィール》
山崎 都世子 (Toyoko Yamasaki)
1975年大阪府出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。
TV番組制作会社を経て、映像制作を主とした「Okoku」を設立。
第13回長岡アジア映画祭のプログラム、第10回長岡インディズムービーコンペティション・審査員特別賞 『パンとキリスト』山崎都世子監督『小夜鳴鳥(ナイチンゲール)』が、韓国インディ・フォーラム2008映画祭にて上映。
最新作は“島根県浜田市”を舞台に「神楽」をモチーフにしたフィクションとドキュメンタリーが融合した『さくら』。第17回映画祭TAMA CINEMA FORUMにて特別招待上映。
関西を拠点にし、独特の世界観で作品を撮り続けている。
■ 監督作品
「おっちゃん〜私の知らなかった世界〜」:1995 IFF 第一次審査通過
「魚の声カラ・・・」:1995 IFF 第一次審査通過
「パンとキリスト 十字架とストーブの下で」: 1996 IFF 審査員特別推奨作品
「サボテンと木」: 1997 IFF 第一次審査通過
「ワタシノ夜想曲」:第3回TAMA NEW WAVE 入選
「小夜鳴鳥 ナイチンゲール」:第14回映画祭TAMA CINEMA FORUM 特別上映
「僕がキミに出来ること」:第10回小津安二郎記念・蓼科高原短編映画祭入選/2008 ふかやインディーズフィルムフェスティバル入選
「さくら」:第17回映画祭TAMA CINEMA FORUM 特別招待作品
「パンとキリスト」: 第13回長岡インディーズムービーコンペティションにて審査員特別賞受賞
「たまゆら」