映画祭ブログ

自己紹介シリーズ:百々 俊二(理事)

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1947  大阪に生まれる
1970  九州産業大学芸術学部写真学科卒
1971  写真集「地平」福岡にて創刊
1972  大阪写真専門学校教員
1978  「大阪天王寺」ニコンサロン写真展
1985  「新世界むかしも今も」ニコンサロン写真展
1986  「新世界むかしも今も」写真集出版
1992  「聚王遊楽バンコク」ニコンサロン写真展
1989  河瀬直美さん大阪写真専門学校映画科卒
 
1990年より、河瀬直美さん大阪写真専門学校助手として活躍。
彼女の行動力と表現意欲に共感。
自主映画「につつまれて」1992制作に、部長として研究費全額与える。
 
1995  写真展・写真集「楽土紀伊半島」にて日本写真協会年度賞受賞
    「萌の朱雀」1996の舞台になった西吉野村なども撮影
1998  ビジュアルアーツ専門学校(旧大阪写真専門学校)校長
2000  写真展「千年楽土紀伊半島」奈良市写真美術館にて個展
 
2001年、30年来の友人 西井一夫氏(毎日新聞社クロニクル編集長、写真評論家)が
ガンで闘病中に、河瀬監督に私(西井)を撮って欲しいと依頼。
 
2002  プロデューサーとしてかかわる「追臆のダンス」TV版スペシャルバージョン
            「A Letter from 桜」(NHK-BS2)
 
2003  カンヌ国際映画祭コンペティション部門 正式出品作品「沙羅双樹」
              プロデューサーの一人として参加。
              映画監督 河瀬直美を主題とした「沙羅双樹」写真集出版。
 
2004  4月24日
「二〇〇四年四月二十四日、映画作家・河瀬直美は、一人の赤ん坊を出産した。
かねてから河瀬の世界を見守ってきた写真家・百々俊二は、出産に立ち会い、克明に撮影する。その結果、完成したのが「花母」シリーズである。しかし、この作品群は単に出産現場を撮ったドキュメンタリーに終わっていない。河瀬が作家として自身の内部に孕み、やがて産み落とされる「物語」そのものを捉えたメタファー的作品として解釈できるだろう。真冬の夜空に打ち上げられた花火で、この写真集『花母』は始まる。これは毎年一月はじめ奈良・若草山の山焼きに先立って打ち上げられる花火である。河瀬の直筆タイトルの後、満開の桜の大木が現れるが、これも奈良・正倉院の裏山に毎年咲く老桜である。柔らかな光に包まれた部屋の中で、出産は進み、そして赤ん坊が産まれる。
子と母と祖母が世代を超えて一つの輪につながる濃密な時間を百々はドラマチックに、かつ厳かに表現している。」
写真集『花母』発行人 野村ヨシノリ
 
2006  花母  Gallery.OUT of PLACE奈良
2007  花母 「ベジタブル.キッチン」 gallery bauhaus東京
    「Ha-Ha」Focale Galerie  スイス・ロカルノ
       「殯の森」カンヌ国際映画祭グランプリ作品。
        プロデューサーの一人として参加。
        2度目のカンヌ最終日感動的時を河瀬監督たちと共有。
        映画は、人の魂をゆさぶることを実感。
2008  映画「七夜待」長谷川京子主演。バンコクにてロケ。
        プロデューサーの一人として参加。

2009  なら国際映画祭発足プロジェクトに参加。

奈良の個有な風土から発信する新しい映画の可能性と
新人映画監督を発掘するプロジェクトをやりたいと考えています。
心はいつも多感な狩人でいたい。


百々 俊二 (ビジュアルアーツ専門学校 校長) 

 

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